山本大臣の質疑応答にみる「加計ありき」の証拠
山本前大臣によると、今治か京都かを決める際、「事業の早期実現に必要な専任教諭の確保の状況」等を論点としたそうだ。教員を確保していたのは加計学園である。特区選定の段階で、まだ手を挙げていない加計学園の情報が考慮されたことになる。「加計ありき」を自ら証明したようなものだ。
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山本前大臣によると、今治か京都かを決める際、「事業の早期実現に必要な専任教諭の確保の状況」等を論点としたそうだ。教員を確保していたのは加計学園である。特区選定の段階で、まだ手を挙げていない加計学園の情報が考慮されたことになる。「加計ありき」を自ら証明したようなものだ。
加計学園が今治市で獣医学部を新設する事業者として認定された際、「4条件」を満たしているかは審査されていない。そして、設置認可の際も「4条件」の審査はされないことになっている。なぜなのか。それは、獣医学部新設については、特例措置の告示も、公募要項も、事業者の「4条件」充足を要件として求めていないからである。
私の検証記事について、この場ではないが、マニアックすぎるというコメントを頂いた。うーん、そうなのか…そうかもしれないけど… 私の頭にある構図は、割と単純なものだ。ただ、そこに辿りつくまでの作業は、確かにマニアックだったかもしれない。 ...
加計優遇体制によって国家戦略特区だけでなく構造改革特区までもが歪められたことがわかる表をアップしました。
大きな嘘は気づきにくい。余りにも長い記事をぎゅっと凝縮。核心部分だけまとめてみました。画像入りなので、引用元を一々開かなくても読めます。
今更ながら国家戦略特区で行われた全ての事業者公募の要項から事業開始期限を拾って一覧にした。必要に応じて期限が恣意的に設定されていることは明らかだ。
不正を示す事実は、公文書にも多々残されているのだ。しかし、国家戦略特区と構造改革特区の連携や一体化を把握しないまま、それらが不正を示す事実であることには気づきにくい。この記事の内容が、真相解明に少しでも貢献することを願う。
加計学園選定までの時系列を構造改革特区の動きも含めて表にした。国家戦略特区と構造改革特区は表裏一体。構造改革特区からも検証しなければ、真相解明はできない。